攻めの気を引くのを手伝ってほしいと受けに頼まれたので、攻めと話す際はなるべく受けの話題を出している証人。しかしのだが、そのせいか近頃どうも受けとの関係を攻めに勘違いされている気がする。

知人に受けの好みのタイプを聞かれた証人。受けは攻めにべた惚れなので勝ち目は薄いと思うのだが、それでも「攻めみたいな奴」くらいの情報は与えてやった方がよいのだろうか。

受けがここ数日攻めを避けている様子なので理由を尋ねてみたところ、顔に吹き出物ができたからとのことだった返された証人。こちらからすれば笑ってしまうほど小さなにきびなのだが、この程度でも気になるのが恋というものなのだろうか。

自分たちが上手くいったのは証人君のおかげだから、と攻めと受けに食事に誘われた。こちらが今までどれだけ苦労させられたか、聞かせてやるにはいい機会かもしれない。

受けの話を聞いていると、さすがに攻めを美化しすぎではと思う時がある証人。毎度つっこみたくてうずうずするのだが、余計なことを言うなと攻めから苦情が来そうなのでこらえている。

攻めへの贈り物は何が良いかと受けに尋ねられた証人。のだが、あいにく他のことで頭がいっぱいだったので、自分をあげるとでも言えば？と雑な回答をしてしまったのだが、。受けは結局どうすることにしたのだろう。

受けから「攻めに振られた」と報告された証人。しかしその後どういう訳か、攻めが「受けに振られた」と言っているのを耳にした。何やら面倒くさいことになっている気がする。

顔に落書きをされた攻めと出くわした証人。内容から推察するに犯人は受けのようだが、寝ている間にでも書かれたのだろうか、当の本人は全く気がついていないらしい。

猫と遊んでいた証人。る最中、通りかかった攻めに受けを見ていないかと聞かれたので「この猫が受けだ」と冗談で返したところ、攻めは青ざめて「医者を呼んでくる」と走り去っていった。

攻めへの独占欲が増して辛い、こんな醜い感情が露呈したらきっと幻滅されてしまう、と受けが苦しげに吐露するのを、攻めが知ったら幻滅どころか大喜びだろうなあと思いながら聞いていたる証人。

攻めと受けを見ていると、「良い恋愛」は実在するのだなと思うことがある証人。そこで温かな気持ちだけが満ちればよいのだが、たまに羨望で胸が痛むのが厄介だ。

背後で攻めと受けがイチャついている気配がしたので慌てさせてやろうといきなり振り向いてみたところ、二人が想像以上にベタベタしておりこちら自分がうろたえる羽目になった証人。

以前の受けは攻めの話題を出すと飛びついて根掘り葉掘り聞いてきていたのに、最近は攻めの話をすると赤くなったりソワソワしたりと挙動不審になって口数が減る。ので、攻めと何かあったのだろうかと心配している証人。

受けから「友人が恋愛で悩んでいる」と相談された証人。のだが、正直に受け自身と攻めとの話だと言えばいいものを、頑なに「友人が」という設定を貫こうとするので面倒くさかった。

いつも受けが身につけている装飾品が落ちていたので本人に届けたところ、自分のものではないがありがとう、と不思議な礼を言われた証人。謎が解けたのは後日、攻めも同じものをつけていることに気がついた時だ。

受けが「最近自室に帰っていない」と言っていたが、ならばどこで寝泊まりしているのだろうと首を傾げる証人。……なぜだか、攻めの顔が脳裏に浮かんで消えない。

攻めへの贈り物探しを手伝ってくれと受けに頼まれた証人だが、。ただ、後日攻めにその品を見せびらかされる場面を想像するとあまり気乗りがしないでいる。

受けに攻めと付き合っているのかと尋ねたら否と返された証人。こっちは先ほど君らが物陰でキスしていたのを見たんだぞ、とバラしてやりたくて仕方がない。

つまずいた受けを抱きとめたところを攻めに見られてしまった証人。のだが、攻めが無表情でどこかに去って行ったことを、この場で受けに伝えておくべきだろうか。

これまでの攻めと受けの発言を照らし合わせてみたところ、どうやら彼らは一緒に風呂に入っているらしいと察した証人。軽くカマでもかけてやれば、面白い反応を見られるだろうか。

受けの部屋で過激な下着を見つけてしまった証人。あれは攻めの趣味なのだろうか、それとも受け自身が好んで身に着けているのだろうか。

攻めの首筋に赤い痕のようなものがあるのに気がついた証人。何なのだろう、とじっと見つめていると慌てた様子の受けが飛んできて、虫に刺されたらしいよと妙に早口で説明してくれた。

受けが悩んでいる様子だったので相談に乗ろうかと申し出たところ、夜の話でもいいかと聞かれて正直ひるんだややひるんだ証人。内容によっては受けと攻めを見る目が変わってしまいそうで。

受けが「腰が痛い」と言うので色々と気を遣ってやっていたのに証人だが、後で攻めが「昨晩はやり過ぎた」と受けに謝っている場面を目撃してしまい、真面目に心配していたのがアホらしくなった。

寝不足だ、と受けが零すので理由を尋ねてみたら「昨夜は攻めがしつこかったから」と返された証人。受けは相当ボーッとしているらしく、自らの失言に気づく様子もない。

受け入れる側の得る快感は挿入する側の数倍だという俗説について攻めが「それなら泣くのも頷ける」などと呟いたので、思いがけず受けが普段どういう目に遭わされているかを知ってしまった証人。