夜中、眠りながら抱きついてくる攻めがあまりにも暑苦しかったので、引っぺがして距離を置いた受け。しかし、結局すぐに寂しくなって、攻めの腕の中へモゾモゾと戻って寝た。

攻めに突然「設定くじ」なるものを差し出され、訳もわからず引かされた受け。くじには「看守」と書かれていて、丸一日攻めを見張ることになった。風呂にも一緒に入らなければならないらしい。

初夜を迎えるにあたり、愛撫や挿入への覚悟にばかり気を取られ、「相手が攻めである」という事実への心の準備を忘れていた受け。そのせいで、本番では攻めが服を脱ぐところを見ただけで、頭が真っ白になってしまった。